【ピアノ】ショパンの前打音付きアルペッジョの弾き方

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本記事では、
演奏方法に迷いやすい記譜として
ショパンの作品でたびたびみられる
「前打音付きアルペッジョ」
の弾き方について解説しています。

 

「前打音付きアルペッジョ」とは、

以下のようなものです。

 

ショパン「ノクターン(夜想曲)第11番 ト短調 作品37-1」

譜例(PD作品、Finaleで作成、44小節目)

左の譜例は実際の記譜ですが、

前打音G音をどのように扱ったらいいのか分かりませんよね。

「前打音が和音全体にかかっている」

と読んでしまうと

演奏方法に迷いが出てしまいます。

「前打音はF音のみにかかっている」

と考えてください。

つまり、

下からアルペッジョを演奏しはじめるけれども

F音の前に前打音G音を入れる。

そうすると、右の譜例のようになります。

 

こういった記譜は

ショパン「別れの曲」などにも出てくるため

これを機に理解しておきましょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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