【ピアノ】転調を印象的に聴かせるテクニック

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遠い調へ転調するときに
その転調を印象的に聴かせるテクニックがあります。
中級者以上の方はぜひ習得しましょう。

 

具体例を挙げます。  

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。 

 

エルガー「愛のあいさつ」

譜例(PD作品、Finaleで作成、33-35小節目)


35小節目からはG-durになり、

主調のE-durからは少し遠い調へいくことになります。

こういった転調を印象的に聴かせるテクニックとしては、

「転調する変わり目に一瞬の時間をとる」

という方法が効果的。

音楽が止まるほど時間をとってはいけませんが、

一瞬の時間が転調を印象的に聴かせてくれます。

ハッとするような印象を感じさせる効果があり、

特に「穏やかな曲調のところ」で有効に使えます。

 

このテクニックは

「subitoでダイナミクスを変える場合」

などでも応用できる方法ですので、

中級者以上の方はぜひ身につけておきましょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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