記事の信頼性
筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、
修士号(音楽)を取得しています。
また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。
具体例を挙げます。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
モーツァルト「トルコ行進曲」
譜例(PD作品、Finaleで作成、曲頭)
曲の始まりの部分の右手です。
大きな音符にしてある箇所をたどると、
各拍の頭に「Do Mi La Do」という上昇音型ができていますね。
これらの音が「幹」になっていますので、
演奏の際には幹である各音のバランスを良く聴いて演奏します。
どれか一個の音だけが急に強くなってしまったりすると
バランスが崩れてしまいます。
メロディを音楽的に聴かせるためには
こういったような
ということがポイントになります。
多くのメロディは
で出来ています。
この譜例では
分かりやすいように音符の大きさを変えましたが、
大きな音符が「軸の音」
小さな音符が「装飾的な音」
になっています。
その他の例として多く見られるのは、
次の譜例のような
というケースです。
「So – Fa – Mi -Re」
という階段ができていますよね。
これを見抜けば、
「So – Fa – Mi -Re」
などとデコボコしてしまったら不自然だということに気づくでしょう。
メロディを音間違えせずに弾けばOKなのは
入門〜初級者まで。
以降の段階に進む時には
ということも考えて演奏するべきです。
その際は
今回の記事の内容を思い出してください。
モーツァルト「トルコ行進曲」
について学びたい方は
以下の電子書籍を参考にして下さい。
今回の記事のように、
少し応用的なことを学んでいきたい方に適しています。
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