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譜例はFinaleで作成したものです。
モーツァルト「ピアノソナタ第11番 K.331(トルコ行進曲付き) 第3楽章」ワンポイントレッスン!
譜例(Finaleで作成、21-24小節目)
下に書いてある「T」がトニック、
「D」がドミナント、「S」がサブドミナントです。
直前までは「1小節1和音」もしくはもっと長く同じ和音が続いてきましたが、
ここでは「1小節2和音」ということですね。
つまり、「ハーモニーの移り変わりが速くなっている」ということです。
「ハーモニーが変わるということも一種のリズム表現」
ということを踏まえると、
ハーモニーの移り変わりを速くしていくことで
「24小節目以降の転調に向けて音楽をせき込んでいる」
とも解釈できます。
従って、
「譜例の箇所ではrit.出ずにノンストップで弾き進めるべき」
ということがわかります。
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【30秒で学べる】モーツァルト「トルコ行進曲」ワンポイントレッスン
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