【ピアノ】「伸ばし」で待てないと、残念に聴こえる

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「音は間違っていないのに、改善余地がある」
その代表的なもののひとつが
「長い音価の伸ばしで、待てずに詰まってしまうこと」です。
詳しくは、本記事をご覧ください。

 

具体例を挙げます。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

ショパン「ピアノソナタ第3番 ロ短調 作品58 第1楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、2-4小節)

3小節目1-2拍が短くなり、急いで3拍目へ行ってしまいがちです。

こういったところでは

しっかりと音価分待ってください。

言葉は良くありませんが

待てないと、残念に聴こえます。

音はきちんと弾けているのにも関わらずですから、

もったいないですよね。

 

(再掲)

待てるようになるコツとしては

「直前の分割を利用する」

というものがあります。

例えば、

この譜例の箇所では

直前(2小節目)に「8分音符の連続」があるので

3小節目でも

その分割を身体の中でカウントしておくと

2分音符分、正確に待つことができるでしょう。

 

「詰まり」は、

長い音価の音符ばかりが続いているところでは

さほど気になりません。

しかし、

譜例のように

直前に細かな分割があるところだと

長い音価の音符を数えていない不注意が

はっきりと伝わってしまいます。

 

必ず、体内でのカウントをおこないながら

弾き進めていきましょう。

もちろん、

間違っても顔振りでカウントをとらないように

気を付けてください。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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