【ピアノ】片手で弾くオクターヴメロディで響きを充実させる練習方法

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片手で弾くオクターヴユニゾンのメロディで
理想の響きを得るためには、
練習方法の工夫が必要です。

 

オクターヴユニゾンで奏されるメロディを

片手で弾くケースは

よく出てきますね。

例えば、以下譜例の右手のようなもの。

 

シューマン「謝肉祭 18.プロムナード」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)

こういったときに、

4の指や5の指で弾く「上のメロディ」を意識すると、

知らず知らずのうちに

親指で弾く「下のメロディ」が

ゴツゴツしてしまったり

響きが浅くなってしまったりしがち。

ダンパーペダルに頼っていると

意外と気が付きにくいものなんです。

 

このような片手で弾くオクターヴメロディで

響きを充実させる練習方法があります。

いったん左手は無視してもいいので、

オケターブメロディのみを取り出して

両手で弾いてみてください。

そしてそのときに、

上のラインと下のラインとのバランスを探って

その感覚を覚えておきましょう。

 

片手のみで弾くときは

どうしても両手で弾くようにはつなげられないので

完全に同じ条件ではありません。

しかし、

「余裕をもって両方の声部を聴きながら、上下のバランスを探る」

というのをやっておくことで、

片手でそれへ向かって肉薄していく指標ができます。

 

ここまでを余裕をもってできるようになったら、

【ピアノ】色彩の変え方がわからないときのファーストアクション

という記事の内容も取り入れてみましょう。

そうすることで

色彩がいっそう多彩になります。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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