オーソドックスな作曲や編曲では、
耳につくような効果などは
ひんぱんに使うべきでないとされていますが、
演奏でも似たようなことは言えます。
演奏で言うと、
定型的なのが
小節頭で右手と左手をずらす奏法ですね。
楽譜上は同時発音でも
左手のバスをやや早く鳴らしてから右手を鳴らすというもの。
この奏法は
ロマン派の音楽の演奏を中心に
古くから多用されてきたもので、
「旋律の音をはっきりと聴かせるための良い手段」
と考えられていた時代もありました。
しかし、現代においては
耳につく一種の特殊な効果があるので
使いすぎると「正常ではない」音楽になってしまいます。
「またか」という印象とともに
効果の部分が必要以上に意味をもってしまう。
特殊な効果は相当節約されて使われるからこそ
魅力的になり得るわけです。
という記事で、
◉ 変なタメのつくり
◉ 変な間(ま)の空け
◉ 不自然なテンポのゆるめ方
◉ 変な間(ま)の空け
◉ 不自然なテンポのゆるめ方
これらの改善点を例に
音楽を正常化させることについて解説しました。
加えて、
「特殊な効果は使いどころを絞る」
これをすると、音楽はさらに正常化します。
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