【ピアノ】とりあえず、力づくで暗譜する方法

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暗譜にとってのいちばんの基本は、弾きこみをすること。
まずはこの基本があって、
その土台の上に
さまざまな小技が効いてくることを理解しておきましょう。

 

暗譜する代表的な方法や各種テクニックは

これまでにも記事にしてきました。

身体で覚えているだけでは

本番などの緊張した状態で忘れてしまう可能性もありますが、

そうは言っても、

いろいろな暗譜のテクニックというのは

一定以上の弾き込みが出来ていてこそ。

ある程度は、弾き込みで覚える部分も必要です。

 

そこで、暗譜に関するさまざまなテクニックを経なくても

とりあえず、力づくで暗譜する方法を取り上げます。

 

やり方はシンプル。

暗譜がとんだところで必ず立ち止まり、

覚えてから先へ進むことを徹底し、

順につなげていってください。

 

当たり前のやり方のように感じるかもしれませんが、

暗譜できていないところで対策を講じるという点で

ただ単に楽譜を見ながら弾いているだけとは異なります。

 

まず、ICレコーダーを回しながら

通し練習をするつもりで集中して弾きます。

そして、暗譜がうまくいかなかったところがでてきたら、

そこでいったん、通しをやめてください。

録音を聴き直して

暗譜がとんだ理由を追求し、

前後を何度もさらって身体で暗譜します。

 

ここまでやったら、

再度、録音しながら最初から通し練習をしてください。

そして、暗譜がうまくいかなかったところで

同様に練習して覚えていきます。

この繰り返しで、とりあえず最後まで通せるようにします。

 

最後まで通せるようになってからも、

このやり方を繰り返して

今までできていたつもりになっていた落とし穴を

埋めていってください。

 

とぶとは思っていなかったところでとぶのが

暗譜のこわいところなので、

少なくとも一度失敗してしまったところはしっかりと把握して

そこを身体で覚えてしまうのは、

完全な方法ではなくとも、効果的です。

 

身体で覚えるといっても、

多少は頭を使う必要があります。

例えば、

ここでは4の指を使わないといけないのに、
5の指を使ってしまったせいで、
その後が分からなくなってしまった

などというところは

同じ間違いで暗譜をとばすのが目に見えているので、

前後を何度もさらうときに意識しておきましょう。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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