【ピアノ】失敗しない暗譜のための弾き込み

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本記事では、
「失敗しない暗譜のためにできること」
を話題にしています。
棚からぼたもち的な裏技ではありませんが、
暗譜にとっての基本をお伝えしています。

 

暗譜のために「弾き込み」が必要なことは

もちろん理解されていますよね。

一方、

弾きこみをしてカラダだけで覚えていても

他の小技を取り入れていないと暗譜がとんでしまうことも

経験済みだと思います。

 

しかし、それでも、そうは言っても、

暗譜にとってのいちばんの基本は「弾き込みをすること」なんです。

一般的に、

自分で「この楽曲は結構弾き込んだ」と思っている状態というのは、

まだまだ足りていないケースが多いようです。

弾きこみの目安としては

「弾いている最中にヒヤヒヤしないのが目安」

と言えるでしょう。

 

筆者は、

学生の時に初めて

ショパン「ピアノソナタ第3番」に取り組んだ際、

本当に短い練習時間で本番を迎えなくてはなりませんでした。

一応暗譜してはいましたが、

弾いている最中に

落ち着かない、落ち着かない。

暗譜が危ないところだけでなく、

最初から最後までヒヤヒヤしていたのです。

こういった状態では、

あらゆるところで暗譜がとぶことは目に見えていますし、

とんだ場合に、すぐに復帰できるかどうかも危ういでしょう。

 

しかし、

ある一定以上の弾き込みをすると

このヒヤヒヤが無くなるタイミングがある。

もちろん本番では緊張しているけれど、

変なヒヤヒヤ感はない。

この段階まで弾き込んで欲しいと思います。

「一応、暗譜ができた」

という段階では、ヒヤヒヤは残っています。

まだまだ弾き込み足りません。

 

ヒヤヒヤせずに自信をもって弾ける段階へと達したときには、

音楽の中身まで理解できているはず。

暗譜がうまくいくかどうかは

「音楽を理解しているかどうか」

という要素も大きい。

ここまできたら、

あとは本ブログでも紹介しているような各種小技

も使って仕上げればベストです。

 

繰り返しますが、

暗譜にとってのいちばんの基本は「弾き込みをすること」。

まずはこの基本があって、

その土台の上にさまざまな小技が効いてくることを理解しておきましょう。

暗譜を失敗しないためにあなたができることは

「徹底的な弾き込み + 小技による対策」

これに限ります。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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