【ピアノ】初見での暗譜は効果的な初見練習

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はじめて見たシンプルな楽譜をすぐに暗譜する力は
トレーニングで伸ばすことができ、
その力は
通常の初見演奏の力も伸ばしてくれます。

 

初見練習にはあらゆる角度からのアプローチが有効です。

今回取り上げるのは

「初見で暗譜する」という練習方法。

 

1ページか見開き2ページくらいの新曲を用意して

数分程度ながめます。

その後、楽譜を閉じて暗譜で演奏します。

 

注意点は、以下の5点。

◉ 予見時間の長さは、使用する教材によってそれぞれ決めること
◉ 予見時間が余りそうでも、早く終わらせずに細部を読むこと
◉ 暗譜をするのはピッチとリズムのみでなく、あらゆる表現も含めること
◉ 楽譜を見れば余裕をもって弾ける難易度の教材からスタートすること
◉ 定期的におこない、一回でやめないこと

 

通常の初見演奏では

今弾いているところを読んでいるのでは遅く、

常に先を読んでいないと

難しいところで失敗する事態に。

つまり、

楽譜を見つつも

ある程度は記憶に頼っている部分があるのです。

 

初見で暗譜する練習を積み重ねておくことで

通常の初見へ戻ってからも

記憶をうまく活用することができます。

 

また、きちんと暗譜できてさえいれば

していない場合の初見よりも

音楽表現そのものへ集中できることに気付くはず。

 

初見演奏の目的は

ピッチとリズムを正しくひろうことだけではありません。

細かな表現を含めた音楽そのものを

いかに初見で表現するかを磨くべきです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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