筆者が10代の頃、海老名でとある本番があったのですが、
見事に大失敗しました。
帰りに駅へ向かう途中、
ずいぶんと落ち込んだのを覚えています。
しかし、今考えてみたら
本番への楽しみや期待があったからこそだと感じます。
必ずうまくいくと決まっていたら、
毎日の学習の楽しみや意味が
一気になくなってしまうと思いませんか。
ガタガタになったらどうしようとか、
ここは好きなパッセージだから弾くのが楽しみだとか、
聴衆に誰々がいるから背筋を伸ばして頑張るだとか、
そういったさまざまな感情の中で
本番へ向けて取り組む過程も含めて楽しむことが
楽器演奏の醍醐味となります。
失敗したら反省と改善は必要ですが、
必要以上に自分を責めなくてもいいというのが
最近の考えです。
学生の頃は
そんなことを考える余裕すらなかったのですが、
まだ仕事ではない特権として
「失敗したら、また次頑張ればいいじゃん」
くらいに思っていれば良かったんです。
それが甘いと思う方は、
他人に結果を決められてしまう場面にばかり身を置いていないか
一度振り返ってみてください。
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