【ピアノ】「初見演奏がみるみる上達する練習法!」ワンポイントレッスン
弾いている時にどこを見る?
これは教育に現場でもいつも問題となる部分です。
「手?」
「楽譜の今弾いている場所?」
「楽譜の今弾いている場所より少し先?」
理想は「今弾いている場所より少し先」となります。
ピアノ演奏はプリペア(準備)が必要であり、
楽譜の今演奏している場所を見ていたら
次に起こることへのプリペアができません。
例えば、車の運転では視界の前方を見て走行しますよね。
もし、今走っている部分のすぐの所に視線を落としていたら、
いきなり視界に入ってきた車や歩行者に即座に対応できません。
楽譜の場合、このいきなり視界に入ってくる部分が
少し難しいリズムだったり細かいパッセージだったりするわけです。
「今弾いている場所より少し先」
を見ながら演奏するコツとしては、
「音を1音1音ではなく小さなカタマリとして捉える」
という方法です。
特に平易な楽曲の場合は、
同一の和声(コード)の中で動くアルペッジョなどは
ほとんどが和声音(その和声に含まれる音)である場合が多いので、
1つの和声をカタマリとして捉えておくことが容易です。
こういった面でも、予見の時に、
その楽曲の和声の移り変わりなどを
概略だけでも構わないのでチェックしておけるとベターです。
「ドッペルドミナントだ」
「○○が下方変位しているな」
などと踏み込んだ理論的なことは分からなくても大丈夫です。
「同じ和声がどれくらい続いているか」などの大まかな捉え方で十分です。
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