【ピアノ】とにかく、楽典的なミスだけは無くそう

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なるべく最初から楽典的なミスを減らしておくことは
演奏・創作のどちらにおいても重要だということを
ぜひ覚えておいてください。

 

演奏をするときに

◉ テンポが上がらない
◉ アゴーギクが不自然に感じる

こういったことに問題を感じることもあるかと思います。

しかし考えてみれば

ある意味、一歩先の段階の内容ですね。

 

「それ以前の段階」と言っては

言い過ぎかもしれませんが、

新しい作品を譜読みしていくにあたって

まずは楽典的なミスだけは

無くすように心がけましょう。

 

例えば、

◉ 小節内有効臨時記号を見落としている
◉ 1拍足りていないのに、気が付かずに次の小節へ進んでいる
◉ リピートが多い作品で、トバす位置を間違えている

などといったもの。

 

これらは、

楽典を理解したうえで

ていねいに譜読みをすれば

避けることのできるミスです。

上記、アゴーギクのギクシャクさなどは

自分ではどこがどう問題なのか判断できないケースもあるかと思いますが、

楽典的なミスは

ひとりでも

知識をもっていたうえで時間さえかければ

大部分を回避できます。

 

ピアノ音楽の作曲や編曲でも同様。

◉ 臨時記号を書き忘れている
◉ 小節内有効臨時記号に気付かず、戻し忘れている
◉ 連符のときの連桁の本数を書き間違えている
◉ リピートで、トバしたあとに戻る位置を書き忘れている

など、楽典的なミスに注意が必要です。

 

なぜ問題なのかというと、

一度間違えると

その楽譜を読む人物が警戒するから。

例えば、

一度警戒されて間違い探しを始められてしまうと

創作上、意図的に短2度でぶつけていても

「ここも、臨時記号が抜けているのでは?」

などと勘違いされたり

質問が飛んできてしまう。

 

なるべく最初から楽典的なミスを減らしておくことは

演奏・創作のどちらにおいても重要だということを

ぜひ覚えておいてください。

独学でも意思と意識次第で減らせる部分なので

必要以上に

たいへんに感じる必要はありません。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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