パブリックドメインになっている作品です。
出版社が独自につけたアーティキュレーションなど
権利に関わる部分は一切表示しておりません。
譜例はFinaleで作成したものです。
「左手が右手のように動くようになる方法!」ワンポイントレッスン
[肘を○○○にするだけで速く弾けるパッセージがある]
実は、速く弾けるようになるために必要なことは
指のトレーニングだけではありません。
むやみに指を動かさなくても
体のある場所の回転を上手く使うことで楽に弾けるパッセージもあります。
例えば、譜例のような左手で弾くパッセージです。
4分音符=120ですから、相当な速さですよね。
しかし、これカンタンなんです!
ポイントは、
「3連符ひとかたまりに対して左肘を時計回りに1回転させながら指も動かす」
これだけです。
つまり、譜例の場合は3連符のカタマリが1小節に4つ入っているので、
1小節で肘を4回転させることになります。
試してみて下さい、
指の動きだけでゴリゴリやるよりもずっと速く弾けるはずです。
回し方は大きすぎなくて大丈夫です。
小さい円を時計の6時から時計回りに1回転させるイメージです。
譜例のような音型のパッセージは様々な楽曲で登場するので、
肘の回転を利用するテクニックは想像以上に役に立つはずです。
まずはゆっくりなテンポで
肘の動きとそれに合わせた指の動きを確認し、
テンポを上げていけばすんなりマスターできるはずです。
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ピアノ練習での「左手が右手のように動くようになる方法!」を更に学びたい方へ
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