【ピアノ】「左手が右手のように動くようになる方法」ワンポイントレッスン

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「左手が右手のように動くようになる方法」ワンポイントレッスン

 

実は、速く弾けるようになるために必要なことは

指のトレーニングだけではありません。

むやみに指を動かさなくても

身体のある場所の回転を上手く使うことで

ラクに弾けるパッセージもあります。

例えば、以下の譜例のような左手で弾くパッセージ。

 

プロコフィエフ「ピアノソナタ第1番 ヘ短調 作品1」より

譜例(PD作品、Finaleで作成)

 

♩=120 としたら、結構な速さですよね。

しかし、これカンタンなんです。

 

ポイントは、

「3連符ひとかたまりに対して左肘を時計回りに1回転させながら指も動かす」

これだけです。

つまり、譜例の場合は3連符のカタマリが1小節に4つ入っているので、

1小節間で肘を4回転させることになります。

 

指の動きだけでゴリゴリやるよりもずっと速く弾けます。

回し方は大きすぎないように。

小さい円を時計の6時から時計回りに1回転させるイメージ。

 

譜例のような音型のパッセージは

さなざまな楽曲で登場するので、

肘の回転を利用するテクニックは

想像以上に役に立つはずです。

 

まずはゆっくりなテンポで

肘の動きとそれにあわせた指の動きを確認し

それからテンポを上げていく。

このようにすれば

すんなりマスターできるでしょう。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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