【ピアノ】「替え指」の練習方法

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本記事では、
「替え指の練習方法」について解説しています。
「替え指」はさまざまな音楽要素と結びついていますが、
特に、「レガート奏法」と「運指」との結びつきは密接。
あるパッセージをレガートで演奏する際に、
指が足りなくて「替え指」をすることは非常に多くあります。
そういった意味でも「替え指」を習得することは非常に重要です。

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

 

譜例を見てください。

これは私の方で作成した

「替え指のエチュード」です。

両手ともに、この譜例で練習できます。

全ての音は「タイ」で結んでいますので、

「音は全く出さずにおこなえる練習」です。

ポイントは、5つあります。

 

1.鍵盤はずっと下げたまま「替え指」する(途中で鍵盤が浮かないように)

鍵盤が浮いてしまうと、

場合によっては再度音が鳴ってしまいますよね。

替え指は「再度打鍵しなくても指を替えられる」ということに意味があるので、

練習の段階からこの部分はしっかりと意識しておきましょう。

 

2.テンポはゆっくりから練習(両手共に練習する)

テンポはゆっくりからで構いません。

実際の楽曲では

短時間で替え指をしなければならない箇所も多く出てきますので、

最終的にはテンポを上げてこなせるようにします。

練習は両手共に行いましょう。

 

3.書き込んだ指遣いは一例なので、学習者が考えても良い

実際の楽曲での替え指では、

「1の指」から一番離れた「5の指」に替えることもありますし、

「4の指」から「5の指」に替えるという、

おこないにくい動きを課されることもあります。

したがって、

どこからどこの指へでもスムーズに移れるように

練習しておく必要があります。

 

4.「白鍵」が習得できたら「黒鍵」での替え指も取り入れてみる

「白鍵」と「黒鍵」では、

「鍵盤の幅」なども異なるのでテクニックが変わってきます。

両方を練習しておきましょう。

 

5.手や肘に力を入れずに練習する

前腕で押さずに、

前腕が「上腕のいいなり」になっているイメージで練習しましょう。

上腕と手との繋がりが良くなると技術が上がります。

「手」はもちろん、

肩」や「肘」をボルトのように締めたまま弾かないことが重要です。

 

 

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