ピアノ演奏では、
気持ちを込めることももちろん大事。
一方、思っていることを表現するためには、
そのためのテクニックも必要になってきます。
この両方と向き合っていくべき。
ときどき、疑問に感じる会話があります。
「あの人はテクニックの人だから…」
「テクニックがないので表現で勝負…」
こういった、
「表現かテクニック」
というどちらかに比重を置いている話題、
耳にする機会がとても多いと思いませんか?
これは、
やや厳しめの言い方をすれば
逃げているようにも感じるのです。
確かに、
ものすごく機械的に正確に演奏できるけど
まったく音楽的ではない演奏をする方も
ゼロではありません。
上記の話題は、
こういった
「メカニック的なテクニック」
のことを言っているのも予想はつきます。
しかし、
ほんらいテクニックというのは
表現したいことを表現するためにあるのです。
単純な例をあげると、
「あたたかい音」を出したいと思えば、
どうしたら「あたたかい音」が出るのか考える。
その結果、
テクニック的な問題に行き着きます。
また、
「ものすごい勢いで駆け抜けるエネルギー」
を表現したければ、
「メカニック的なテクニック」が
必要になることもあるでしょう。
つまり、表現とテクニックは表裏一体。
「表現かテクニック」ではなく
「表現とテクニック」が必要なのです。
繰り返しになりますが、
ピアノ演奏では、
気持ちを込めることももちろん大事。
一方、思っていることを表現するためには、
そのためのテクニックも必要になってきます。
この両方と向き合っていくべきです。
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