【ピアノ】指に角度をつけると弾きやすくなる音型 

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【ピアノ】動き回るアルペジオでは「指の角度」がポイント
という記事では、
高速アルペジオを例に
指に角度をつけることの必要性について
解説しました。
今回は、さらなる別音型を挙げて解説します。

 

具体例を挙げます。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

ベートーヴェン「ピアノソナタ第4番 作品7 第1楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、39-40小節)

 

頻出のアーティキュレーションですが、

このような

「スラーとスタッカートが同居した音型」

は意外と弾きにくいですよね。

特にこの楽曲では

「Allegro molto e con brio」でテンポが速いですし

ここはダイナミクスも p ですから

なおさら弾きにくく感じることでしょう。

だからといって頑張って弾こうとすると

大げさになるのです。

 

こういった音型では

「指に角度をつけて弾く」

これがポイントです。

指を伸ばして弾くと、まず上手く弾けません。

◉ 指に角度をつける
◉ 指先をしっかりさせる意識を持つ
◉ 指の動きをなるべく少なくする意識を持つ

この3点を踏まえて練習していきましょう。

 

要するに、

スラーが混じっていようと

そうでなかろうと

「軽いスタッカートを高速で連続演奏するときのテクニック」

これとほぼ同じ技術を使うということです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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