【ピアノ】動き回るアルペジオでは「指の角度」がポイント

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本記事では、
「動き回るアルペジオ」の演奏に際して
ついてしまいがちな良くないクセと
その改善策について
解説しています。

 

具体例を挙げます。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

ショパン「エチュード(練習曲)op.25-1 エオリアンハープ」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)

比較的演奏しやすいと言われているにも関わらず、

ショパンのエチュードの入門楽曲として

この楽曲をオススメできないのは、

指の角度に関する良くないクセがつきやすい楽曲だからです。

 

譜例に見られるようなアルペジオが

全曲にわたって続いていきます。

こういった音型で

効率よく音を出すためのポイントは

「指に角度をつける」

ということです。

関節をフニャフニャさせない意識も

持っておきましょう。

 

いちばん避けたいのが、

指をベタっと伸ばしたまま弾き進めてしまうこと。

音が浮いてしまう上に

不揃いの原因にもなってしまいます。

 

このクセ、一度つけてしまうと

抜くのがたいへんですので、

特に独学の方は気をつけて練習して下さい。

クセになっている方、

結構いらっしゃるんです。

 

似たような音型が出てくる楽曲はすべて同様。

ショパンをはじめ、

特にロマン派以降の作品では頻出する音型です。

 

指を寝かせてOKなケースについては

以下の記事で解説しましたので

参考にしてください。

【ピアノ】指を寝かせてOKなのは大きく2パターン

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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