【ピアノ】隠れエコーの表現を見つけよう

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隠れエコーの表現を見つけるコツは、
その例を知っておき
似たような表現に耳がいくようにしておくことです。

 

具体例で見てみましょう。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

 

ラヴェル「クープランの墓 より リゴードン」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、85-86小節)

丸印で示した2箇所の音を見てください。

メロディで演奏している音を1拍遅れでなぞっています。

エコーの表現ですね。

 

それぞれの小節において

1拍目のウラではその音を出していないのがポイント。

仮にそこでもメロディをなぞると

エコーではなく

ただの和音の刻みによる伴奏になってしまいます。

 

エコーになっていると思って

音源を聴いたり弾いたりしてみてください。

このさりげない部分の聴こえ方が

まったく変わるはず。

こういった経験をしておけば

他の楽曲で試みられている似た表現も

見つけられるようになるでしょう。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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