【ピアノ】曲尾の伸ばしで、書かれていないフェルマータを入れないで

スポンサーリンク
よく聴かれがちな注意点のうち、
「クセでいれてしまう、曲尾のフェルマータ」
について話題にしています。
ギクリとした方は、改善しましょう。

 

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

 

楽曲の最後の伸ばしで

書かれていないフェルマータを入れてしまっていませんか。

ピアニストの演奏を聴くと

ときどき補っている方もいます。

しかし、それはもっとも正統的というわけではありません。

 

もし作曲家にとってフェルマータの表現が必要だったのであれば

「フェルマータを書く」
「フェルマータを書かずに、1小節増やしてタイでつなぐ」

などといった処理がとられるはずだからです。

それに、

ピアニストの演奏を聴いて

フェルマータをしているように聴こえるのは、

その直前でrit.をして

テンポ自体が広がっているケースがほとんど。

 

勝手に書かれていないフェルマータをすべきでない理由は

「書かれていないから」

というだけでなく、

「楽曲が非常に短い場合、全体のバランスがくずれる可能性もあるから」

という音楽的な理由も含みます。

曲尾ばかりたっぷりしていて、

お尻でっかちになってしまうということ。

 

シンプルな楽曲であっても、

こういった「全体の構成を意識すること」は必要です。

構成というのは

作曲上のことだけでなく

このように演奏上でも表現できるのです。

もっと言うと、

「演奏次第では、作曲家が書きのこした構成を台無しにしてしまう可能性がある」

ということ。

 

ロマン派以降、

特に「近現代」になってくると

作曲家の楽譜への書き込みは多くなってきます。

ラヴェルにいたっては、

「私の楽曲に余計な解釈は不要。楽譜通り弾けばいい。」

などといった言葉を残しているくらいです。

これは「構成」に関しても影響のある一言。

 

ちなみに、少々極端だと思います。

ラヴェルの作品ですら

「微妙な呼吸感」
「ニュアンス」
「音色」

などを

すべて楽譜に書き表せているとは言えないからです。

と言いますか、

楽譜ってそういうために存在するのではありません。

楽譜にできることとできないことがあります。

 

しかし、

「楽譜を丁寧に読むことは間違いなく必要かつ重要」

というメッセージは伝わってきますよね。

 

まずは作曲家が書きのこした楽曲の骨格を

楽譜から読み取る。

フェルマータなどの色付けをするのであれば

その後にしましょう。

 

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」 もっとピアノが上達したいあなたへ

 

「Kindle Unlimited」をご存知ですか?

私が執筆している数百冊のピアノ関連書籍に加え、

200万冊以上のあらゆる電子書籍が読み放題になるサービスです。

「初回30日間無料トライアル」を使って、

ピアノをもっと深く学んでみませんか?

もし合わなければ、いつでもすぐに解約可能です。

 

「初回30日間無料トライアル」はこちら / 合わなければすぐに解約可能!

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/-/e/B08MVMPNMT?ref_=pe_1206512_179741122

Amazonでご購入いただけますが、

「Kindle Unlimited」に登録している方は

kindle電子書籍が「読み放題」になるのでオススメです。

「無料トライアル」の詳細は以下よりご覧ください。

Twitter
(ピアノの効率的な練習法や、楽曲解釈などお役立ち情報を発信中。)
https://twitter.com/notekind_piano

Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

コメント

タイトルとURLをコピーしました