【ピアノ】「ゆっくり練習をするときが一番ラク」はNG

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本記事では、
「ゆっくり練習(拡大練習)」の際に
気をつけるべきことのうち、
「ラクをすること」
について取り上げています。

 

記事の信頼性


 

筆者は、音楽大学の学部および大学院を作曲専攻で修了し、

修士号(音楽)を取得しています。

また、音楽大学および音楽専門学校での指導経験も豊富です。

 

 

「ゆっくり練習(拡大練習)」については

これまでにも

さまざまな角度から記事にしてきました。

有効な練習方法だからこそ取り上げてきたわけですが、

我々が思っている以上に

注意深くおこなうべき練習だと

改めてお伝えしておきたいと思います。

 

本記事で強調したいのは、

「ゆっくり練習をしているときが一番ラクしているときになってはいけない」

ということ。

 

ゆっくりのテンポで弾いているときというのは、

速いテンポのときよりも

手の移動などに余裕があります。

それがゆえに、

多少気を抜いても弾けてしまうことが

かえって問題なのです。

「ゆっくり練習をしている間に、寝てしまった」

などと聞いて驚いたことがあります。 

 

時間を引き延ばしているだけで

中身の濃さはまったく変わりませんので、

速いテンポで弾いているときと同じように

集中してさらいましょう。

 

何のためにゆっくり練習を取り入れているのかを考えれば、

当然ですよね。

ラクをするためにゆっくり弾いているのでは

ありません。

 

ここからは半分余談ですが、

「ゆっくり練習(拡大練習)」を

「絵」に例えてみます。

 

用紙に「人間の全身」を描くとします。

そして、その人間の「目だけ」を拡大して見てみると

確かに拡大されてはいるのですが、

元の素材の要素が増えたわけではないことに気付きます。

これが、

ピアノでいう「ゆっくり練習(拡大練習)」に近いのです。

 

一方、

同じ大きさの用紙に、

「人間の目だけ」を描く場合はどうでしょうか。

目だけを大きな用紙に描くわけなので、

全身を描く場合よりも

目そのものの情報はたくさん入れられます。

 

つまり、

全身を描いた絵の目だけを拡大したのとは

まったく意味合いが異なるのです。

 

◉ 大きなものを描く
◉ 大きくものを描く
◉ 小さなものを描く
◉ 小さくものを描く

「ゆっくり練習(拡大練習)」は

「小さく描いたものを、大きく拡大して見ている」

という感覚に近いと感じます。

 

 


 

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