本記事で取り上げている楽曲は
パブリックドメインになっている作品です。
出版社が独自につけたアーティキュレーションなど
権利に関わる部分は一切表示しておりません。
譜例はFinaleで作成したものです。
「ゆっくり練習で一番発生しがちな悪いクセ」とは
例えば、
ショパン「エチュード op.25-12(大洋)」
をゆっくり練習するとしましょう。
毎度手を横に移動するときに、
必要以上に手首を回したり
腕や肘の大きい動作を
つけてしまいがちです。
一方、テンポが速くなると
こういった弾き方では手の移動が間に合いません。
手首を大きくは使わずに、
手を横に「引っ越す」ようにして移動していかなければ
間に合わないのです。
つまり、
必要以上に大きい動作をしてしまっている練習は
となってしまい、
極論、練習の意味がほとんどないとも言えます。
その動作でゆっくり練習をする必要がある」
ということを念頭に置きましょう。
はじめのうちは難しいかもしれませんが、
悪いクセをつけないためにも
意識には置いておく必要があります。
「演奏動画」などを活用してまなぶのもいいでしょう。
繰り返しますが、
ゆっくり練習は非常に効果的な練習方法である一方、
やり方を間違えると
悪いクセを習慣づけてしまいます。
まずは本記事の内容を参考に
練習を進めてみてください。
各種基礎テクニックについてまなびたい方には
以下の電子書籍がオススメです。
◉「大人のための欲張りピアノ」シリーズ テクニック-基礎と応用- 3冊セット
Amazonでご購入いただけますが、
「Kindle Unlimited」に登録している方は
kindle電子書籍が「読み放題」になるのでオススメです。
「無料トライアル」の詳細は以下よりご覧ください。
また、
ゆっくり練習(拡大練習)について
焦点を当てた記事を書いています。
以下をご覧ください。
【ピアノ : 基礎練習】「ゆっくり練習(拡大練習)」に関する基本的な考え方
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/-/e/B08MVMPNMT?ref_=pe_1206512_179741122
Twitter
(ピアノの効率的な練習法や、楽曲解釈などお役立ち情報を発信中。)
https://twitter.com/notekind_piano
Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
コメント