【30秒で学べる】ショパン「エチュード op.10-9」ワンポイントレッスン

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ショパン「エチュード集(練習曲集)第9番 Op.10-9 ヘ短調」ワンポイントレッスン

 

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、27-28小節)

注目ポイントは、「リズム」「フレージング」です。

カギマークを見てください。

ここまでは、

「1小節を2等分する左手のリズム」でしたが、

27小節目では、

「1小節を3等分する左手のリズム」になっている。

それにより、

「バスの位置」がずれることでフレージングが変わり、

リズムの感じ方が「切迫」。

ここでは、

cresc. と accel. がかかっているので、

これら2つの表現が「リズムの切迫」をサポートしているのです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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