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譜例はFinaleで作成したものです。
ショパン「エチュード集(練習曲集)第9番 Op.10-9 ヘ短調」ワンポイントレッスン!
譜例(Finaleで作成、27-28小節)
注目ポイントは、「リズム」と「フレージング」です。
カギマークを見てください。
ここまでは、
「1小節を2等分する左手のリズム」でしたが、
27小節目では、
「1小節を3等分する左手のリズム」になっています。
それにより、「バスの位置」がずれることでフレージングが変わり、
リズムの感じ方が「切迫」しています。
ここでは、
cresc.とaccel.がかかっている箇所ですので、
この2つの表現が「リズムの切迫」をサポートしているのです。
それでは、
この表現を活かすためにはどのように演奏すればいいでしょうか?
「右手と左手それぞれに書かれているスラーの切れ目を明確に表現する」
ということがポイントです。
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