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権利に関わる部分は一切表示しておりません。
譜例はFinaleで作成したものです。
ショパン「スケルツォ第2番変ロ短調 作品31」ワンポイントレッスン!
譜例(Finaleで作成、5-7小節目)
5小節目、6小節目は共に ff の音ですが「その表現」は異なります。
5小節目はダンパーペダルを使用して音は繋げて、
手は「スタッカート」で演奏することで、
「音はつながっているけれど空間的な音にしたい」
という意図があると考えられます。
それに対して6小節目は「手でも音価を残す」ので
サウンドはもっと「密」なものになります。
ダンパーペダルを使用して手でも残すのと、
ダンパーペダルを使用して手はスタッカートにするのとでは、
出てくるサウンドが大きく異なります。
こういう細かなサウンドの違いを作曲家は使い分けているんです。
こういったところを読み取るのが譜読み。
今回の内容を「スクロール動画」で学びたい方はこちら!
【30秒で学べる】ショパン「スケルツォ第2番」ワンポイントレッスン
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