【ピアノ】ラヴェルのペダリング指示の特徴

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ラヴェル自身によるペダリング指示には
ちょっとした特徴があります。

 

それまでの時代の作曲家の作品と比べると

ラヴェルのピアノ作品における楽譜の情報量は

多いほうでしょう。

通常の記譜の細かさに加え、

言葉まで使って

演奏者への指示を残しました。

 

一方、結構あっさり書かれているだけなのが、

ペダリング指示。

「どこで踏むのか」という入りだけ書かれていて

離す位置は書かれていないケースが

非常に多いんです。

 

とうぜん、そのままで受け取って

踏みっぱなしにしてしまっては

音楽が見えてきません。

「そこではペダルを用いてほしい」

という意図だけを受け取って

あとは演奏者が解釈していきましょう。

 

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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