【ピアノ】シューマンが多くの作品で曲頭にペダル指示をする意味

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本記事では、
演奏方法に迷いやすい記譜として
シューマンのピアノ曲の曲頭によく出てくるペダル指示
について取り上げます。

 

ロベルト・シューマンのピアノ曲では

かなり多くの作品の「曲頭」で

作曲者によるペダル指示が書かれています。

チョコンとペダル記号が書かれていて、

それ以降の詳細なペダル指示は書かれていない。

 

これはとうぜん

「踏みっぱなしにする」という意味ではなく

con ped. と同義で

「ペダルを使ってください」

という意味だと考えていいでしょう。

明らかに con ped. だと分かるような曲頭の場合でも

指示しています。

 

このようなやり方でペダルを指示し、

それも多くの作品で取り入れた作曲家は

シューマンくらいであり、

それが彼の譜面の特徴のひとつにもなっています。

 

シューマンの作品に限らず

作曲家自身によるペダル指示というのは、

音楽表現そのものであったり

記譜のこだわりであったり

作曲当時の楽器の特性だったりと

さまざまな要素を読み取る重要なサイン。

その意味を考えるクセをつけましょう。

 


 

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