独学の方は、
書籍や動画教材などで
テクニックや解釈をまなんでいくことになります。
ピアノ練習関連書籍はたくさん出ていますが、
内容は幅が広いですし
対象とするレベルも異なります。
したがって、
初めのうちは
ご自身の学習に合わない教材に出会うこともあるでしょう。
それでもいろいろな教材を知り、
いずれ「バイブル」と言えるような
一冊に出会えることが大きいのです。
というのも、
あなたが今後ピアノの学習を続けていった際に
「奏法が崩れてきてしまったな」
「方向性がぶれてきてしまったな」
などと感じてどうしたらいいか分からなくなった場合に、
そのバイブルが
あなたを元の位置に戻してくれるからです。
つまり、
常に近くに置いておく教材が決まっていると、
という利点があるのです。
これは想像以上に大きな恩恵です。
ピアノ練習で行き詰まってしまう理由は、
「楽曲の難しさ」や「練習時間」等よりも、
練習にどう取り組んでいいか分からなくなったとき」
だからです。
とある著名なピアニストが語っていたエピソードがあります。
高校、大学、大学院と様々な先生に師事してきてはいても、
何か方向性がぶれてきたときには、
自分の原点を知っている一人の先生のところで
演奏をチェックしてもらうそうです。
習ってきた方はそれでもいいのですが、
それが、
独学の方の場合は
「バイブルを通して」という訳なのです。
あなたにとってのバイブルですから、
今現在のあなたの感覚で
「これはいい!」
と思うものでOKです。
ちなみに、
ピアノ演奏における私にとってのバイブルは、
度々このブログでも紹介している、
「若いピアニストへの手紙 技術をみがき作品を深く理解するために
ジャン・ファシナ 著/江原郊子、栗原詩子 訳(音楽之友社)」
です。
「入門が終わった段階」あたりから
取り入れられる教材で、
以前にレビュー記事を書いています。
独学に最適!ピアノ練習参考書「若いピアニストへの手紙」のレビュー
「自身を原点に戻してくれる一冊」
に出会えるきっかけができるように、
このブログでも
オススメ教材などを少しづつ紹介していきます。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/-/e/B08MVMPNMT?ref_=pe_1206512_179741122
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