芸術大学を卒業後、
大学院受験に失敗した瀬名秀俊(木村拓哉)は、
第1話で受験話の流れから
母校の佐々木教授(森本レオ)に
次のように言われます。
人前で自分の感情を盛り上げてそれを誰かに見られるのが恥ずかしい?」
(多少簡略化しています。)
このコメントのような状況は、
実は「初心者の学習者」にもよく見られます。
こういった感情が自身にブレーキをかけてしまい、
カラを破れない時があるのです。
大前提として、
自己陶酔して無駄な動きばかりをしてしまうと、
音楽そのものから遠ざかってしまいます。
自分の音をよく聴くことが出来なくなるからです。
一方、
恥ずかしがって何の感情も出せないよりはずっといいのです。
なぜかというと、
大げさに表現したものを
「やりすぎかな」などと
あとからバランスとることは容易ですが、
その逆は非常に難しいからです。
以前に、
という記事の中でも書いたことですが、
「新しい楽曲を始めた練習のいちばん最初のうちは、大げさに表現することから始める」
このようにしたほうが、
恥ずかしがったり自信なく練習するよりも
あっという間に上達していきます。
もちろん、本番にもつながっていきます。
本番では練習以上のことは出来ません。
仮に出来たとしても2回目以降の継続性はないはずです。
回りくどい言い方になっていまいましたが、
本記事でお伝えしたいのは
次のひとつだけ。
「あとでいくらでも調整できるので、まずは表現することを怖がらないのが上達への近道」
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