【ピアノ】必ずしも「歌う = 強く弾く」ではない

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本記事を通し、
ピアノで「歌う」ということについて
考えてみましょう。

 

ある箇所で歌おうと思うと、

どうしても

「強く」弾いてしまうことが多いと思います。

その方法は決して間違っていません。

一方、

歌う方法を他にも覚えておくと

表現の幅が広がります。

そのうちのひとつを学習しましょう。

 

ショパン「ポロネーズ第1番 嬰ハ短調 作品26-1」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、73小節目のメロディ)

ここでは右手のメロディに「アクセント」がついていますが、

強く弾いてしまうと何だかしっくりきませんよね。

そこで、

「アクセントの付いている音に少しだけ長くとどまる」

と解釈するのがいいでしょう。

「強調の仕方」もダイナミクスだけではないのです。

 

このように、

◉ フレーズを明確にするためにはどうやって音を扱っていいか
◉ どのように時間を使ったらいいか

を考えることで、

勝手にアゴーギクがついてくれます。

この方法をとることで

必ずしも強く弾かなくても歌うことができます。

 

どのような方法で歌うかは

作品のタイプや前後関係などによって

自身で判断していかなくてはいけません。

そのためにも

いくつかの手を知っておくことは

プラスになるでしょう。

 


 

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