【ピアノ】生徒を傷つけない言葉の使い方

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本記事では、
小休憩(coffee break)として、
日頃の指導で感じていることをシェアしたいと思います。
読み物的な記事です。

 

以前に、

【ピアノ】ピアノライフで決して他人と比べてはいけない部分

という記事の中で、

「手の大きさを他人と比べてはいけない」

と書きました。

これは、学習者自身の心構えとして持つべきだと思いますが、

指導者側にとっても必要な考え方です。

レッスンの時などに

生徒の「手の大きさ」のことには触れるべきではない。

仮に何かの説明のために話題にすることが必要なケースでも、

「手が小さい人は〜」

ではなく、

「手が大きくない場合は〜」

とした方がベターです。

単語自体がマイナスの響きを持つものを使うよりも、

単語はプラスでそれを文で否定する方が響きは柔らかくなります。

×「そこが悪い、そこがダメだからもう一度」

ではなく、

○「そこが良くないから改善しよう」

などといったように。

 

ささいなことのように感じるかもしれませんが、

ちょっとした一言が

生徒の中にずっと残る可能性があります。

 

時々、

「こんなことまで指導者が教えないといけないのか、

どうして昔に親御さんが教えなかったのだろう」

と思うような場面に出くわします。

音大生や30代以上の成人した大人であってもです。

例えば、

◉ 挨拶
◉ メールの出し方

などといった

「最低限の礼儀」の部分。

単純に知らないからなのか、それとも…

しかし、

先ほどの「使う言葉の選定」も含めて、

まずは指導者側が相手に対して真摯に向き合っていくことが

必要なのではないかと思っています。

「人こそ人の鏡」と言いますからね。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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