【ピアノ】ストピで時間制限超過してはいけない理由

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本記事では、
小休憩(coffee break)として
ストリートピアノ関連のマナーについて取り上げます。

 

多くのストリートピアノの現場では

ゆるくも厳しくも

何かしらのルールが設けられていることがあります。

 

ルール違反として代表的なものが、時間超過。

ストピにおけるピアノ独占問題には、

一聴衆としてではありますが

過去に筆者も直面しました。

 

ストピで時間超過しても平気でいるのは

待っている他の人物の目の前で赤信号を渡るのと

同じようなことです。

 

迷惑するのは

次に弾きたい方達のみかもしれません。

しかし、

ルールを知っている全員の反感を買ってしまいます。

 

例えば、

「赤信号無視」「違反路駐」「サボり」などを見かけると

我々は頭にきますよね。

仮にそれが自分にとって迷惑ではなかったとしてもです。

理由は明らかで、

「みんなで守っているルール」という前提を乱されるから。

 

参加型演奏会でも、

ひとりの出演者に「出入り含めて10分」までしか時間が与えられていないのに

とうぜんのように12分くらいある作品で

エントリーする人がいます。

主催者がピアノ曲にあまり詳しくないと

申し込みが受理されてしまう。

「少しくらい大丈夫、弾き終わってしまえばこちらのもの」

くらいの軽い気持ちなのでしょうか。

 

後々トラブルになった例を知っていますが、

これはルールを無視した出演者側が悪いに決まっています。

 

「難しい作品に挑戦する」など、

個人の自由でルールが決まっていないことに対して

「あれはダメだ、これもダメだ」

などと言ってくる人の意見は無視して構いません。

しかし、

ルールとして決まっていることを違反するのはNG。

 

ストピであれ、ホールコンサートであれ、

ルール違反して演奏した舞台は

仮に完璧に素晴らしい演奏ができたとしても

成功とは言えないんです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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