【ピアノ】クレメンティはイギリスでは超有名

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本記事では、
小休憩(coffee break)として
「実はこうだった」
などといった、
作曲家と作品にまつわる話題を取り上げています。

 

音楽史において

「思い込み」ってかなりの比重を占めています。

 

例えば、

ソナチネアルバムに収載されている作品で知られるクレメンティは

日本ではソナチネ以外ほとんど知られていませんが、

イギリスでは「ピアノの父」などと呼ばれ、

とても有名な作曲家なのです。

どの国でも

日本程度の知名度だと思い込んでいませんでしたか?

 

また、

「トランペット・ヴォランタリー(デンマーク王子の行進曲)」は

もともとヘンリー・パーセルの作曲とされていましたが

何十年か前にジェレマイア・クラークに変わりました。

パーセルは編曲して曲集に載せていたのです。

 

「おもちゃの交響曲」も

もともとハイドンの作と言われていましたが、

レオポルト・モーツァルトの作なのではないかと言われる時期などを経て、

エトムント・アンゲラーの作曲作品に変わりました。

 

他にも、

「実はこうだった」

などといった話はたくさんあります。

 

音楽史も含め、

歴史というのはある意味で

「一定の答えがでている」と言えるわけですが、

たまにこういったくつがえしの話題を耳にすると

改めて面白い分野だと感じさせられますね。

先程挙げたクレメンティも

歴史の積み重ねで

ゆくゆくは日本でも超有名な作曲家に変わる…かもしれません。

 

演奏解釈も

時間経過とともに主流が移り変わっていきますし、

我々は「音楽史」「歴史」という部分に

もっともっと興味をもつべきだと考えています。

 

 


 

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