【ピアノ】フレーズの意味の途中で「間(ま)」を空けないこと

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本記事では、
日頃お伝えしている「間(ま)」についての注意点を
さらに突いています。

 

ピアノ演奏に活かせるくらいの理解を得るために、

まずは「歌詞のある歌」について考えてみましょう。

 

歌の場合は「メロディ」の他に「歌詞」がありますので、

それらの関連によって音楽表現が出来上がっていきます。

「歌詞」を先に作り

それに対して「メロディ」を作曲する方法を

「詞先(しせん)」

と言います。

言葉通りですよね。

一方、この逆のケースを

「曲先(きょくせん)」

と言います。

 

どちらの方法で制作する場合でも

作詞者と作曲者の技量によっては、

「歌詞の意味の切れ目とメロディの意味の切れ目がごちゃごちゃになってしまっている」

という問題が起こってしまうこともあります。

あえてそれを狙うケースはともかく、

基本的にはこれらは一致していたほうが

聴衆の混乱を起こしませんし、

音楽的でもあります。

それに、

仮にメロディと歌詞がうまくハマっていても、

ひと続きの歌詞における意味の途中でブレスしてしまうと

表現が切れてしまいますよね。

 

ここまで歌について話題にしてきましたが、

それらの内容を踏まえた上でお伝えしたいのは

歌詞を伴わないピアノ曲であっても、
フレージングというものがあるため、
その意味の途中で変な “間(ま)” を空けないように注意すべき

ということです。

一つのフレージングは意味を表します。

フレージングを分断してしまうことは

歌詞を意味の途中で切ってしまっていることと同じくらい

不自然なことなのです。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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