具体例で見てみましょう。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
ショパン「24のプレリュード 第15番 雨だれ Op.28-15 変ニ長調」
譜例(PD作品、Finaleで作成、64-67小節)
ここでの右手では
親指で同音連打をしていくことになりますが、
指先の上下だけで弾くのではなく
「わずかな手首の回転とともに、親指を根本から動かすようなイメージ」
をもって打鍵してください。
余分な大きな動きをつけずにこの動作ができる加減を
探ることになります。
よく、
「 “同音連打で” 手首の回転を使う」
という言い方を目や耳にすることがあると思いますが、
これというのはつまり
平たく言うと、親指を根本から使うこと。
親指というのは手首と直結しているので、
根本から使おうとすると
阻止しない限り
自然にわずかな手首の回転を伴うことになる。
反対に、
同音連打において
親指を使わないところで手首を使おうとしても
指の運動と手首の運動が一致せず
ムダな手首の運動になってしまいます。
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