【ピアノ】なぜ、指を必要以上に立ててはいけないのか

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爪を適切な長さに切っておくべき理由は、
◉ 爪が長いと弾きにくい
◉ 鍵盤へあたると騒音がたつ
というだけの問題ではありません。
詳しくは、本記事をご覧ください。

 

演奏するときに指をベタッと伸ばしっぱなしにしているのは

原則、NGとされています。

厳密に言えば、

指に角度をつけているときと伸ばしているときでは

タッチが変わるので

さまざまな音色を追求していく段階になったら

両方使うことになります。

 

しかし、効率の良い打鍵を考えると

「基本姿勢としては、指に角度をつけて演奏する」

と思っていていいでしょう。

 

ここで問題になるのは、

爪が鍵盤にあたるほど指を立てすぎている状態。

これは避けなくてはいけません。

爪が鍵盤にあたることによる騒音がたつのも困りますが、

同じくらい問題になるのが

「鍵盤への指先感覚の伝え方」

についてです。

 

指先へ適度に角度をつけたまま、鍵盤を押してみてください。

爪が白くなりますよね。

つまり、ある意味では

指先にかける力を爪が支えているわけです。

しかし、

爪が鍵盤にあたるほど指を立ててしまうと

こういった役割がなくなり

指先の力の重心がズレてしまいます。

 

とうぜん、

爪が長くなればなるほど

少しの角度で爪が鍵盤へ触れてしまう。

短すぎると必要以上に指を立ててしまう原因となる。

だからこそ、

長すぎず短すぎずの適切な長さを保てるように

いつもメンテナンスしておかないといけないんです。

「爪が長いと弾きにくい」

というだけの問題ではありません。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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