ピアノの練習や楽典などの
あらゆる学習をしていると
うまくいかないときがあったり
苦手な部分に直面することもあると思いますが、
こういったときに有効な学習方法があります。
つまづいたものに似たような素材を
たくさん集めて並べてください。
例えば、
「こういう系統のエチュードが苦手だな」
と思ったら、
今までやったものもそうでないものも含めて
似た作品を集めてみる。
もし、楽典の調判定をやっているときに
F-durでひんぱんにつまづくようであれば、
解答を見て
F-durが答えのものだけを集めてみる。
似たものをたくさん集めて一覧化すると
どんな利点があるのかというと、
そこに一定の傾向が見えてくるんです。
そうすると、
つまづいている原因が分かったり
具体的な対策が思いついたりと
あらゆる恩恵があります。
それに、
集まった素材集を使って
一点集中学習もできますね。
そもそも、
こういった集めるやり方自体も
一点集中の一種かもしれません。
もともとこのやり方を取り入れてみたきっかけは
高校のときに使っていた英語の参考書にあります。
伊藤和夫先生という
今は亡き有名予備校講師がいて、
とにかく地味だけれども有益な英語参考書を出しているんです。
特に有名どころは
「ビジュアル英文解釈」や「英文解釈教室」などでしょうか。
この講師の書いた参考書の中に
「同じカタチをした短い英文ばかりを集めて一覧にしてみるのは、良い勉強になる」
などとといった一言がありました。
そのときに英語学習でやってみた経験があったので、
音楽学習でも
部分的に応用できそうなところで試してみたわけです。
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