【ピアノ】自分にとって難しい曲かどうかの判断方法

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基本的な選曲に関しては
本記事のやり方を踏まえると
「手を出しては挫折して…」
の繰り返しを避けることができます。

 

「新しく取り組む作品を決めたけど、ある程度時間をかけてから今の自分には難しすぎると気が付いた」

こういった経験をしたこともあるのではないでしょうか。

 

これは「失敗から学ぶ」というやつで、

時間をかけたぶん

「その作品に取り組むのはまだ時期尚早」

ということが分かったわけなので

それはそれで充分な収穫なんです。

 

ただ、できることならば

レパートリーにできるような挑戦可能な作品に

そのぶんの時間を使いたいですよね。

 

自分にとって難しい曲かどうかの

シンプルな判断方法があります。

とにかく、難しいと感じるところの量で判断してください。

 

当たり前のことのように思うかもしれませんが、

この判断を見誤ると

まだとても仕上げられない作品に

たくさんの時間を使ってしまう結果になります。

 

難しいところが出てきても

数小節や長くても16小節くらいであれば

練習次第で

たいてい何とかなるんです。

一方、それらの難所が数ページ以上あると

何とかならないんですよ。

一点集中攻略法がきかないから。

 

基本的な選曲に関しては

このようなことを踏まえてみてください。

一方、それでもどうしても

音源を聴くだけで明らかに実力不相応の作品へ取り組みたい場合には、

逆に難しいところを予測し過ぎないほうがうまくいきます。

これに関しては、

【ピアノ】難曲へ挑戦するときに重要な、たった一つのポイント

という記事を参考にしてください。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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