【ピアノ】和音演奏では、ハーモニーを確実に耳へ入れる

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それほど困難だと思えないような和音演奏でも
弾いている側は
意外と気付きにくい注意点があります。

 

具体例を見てみましょう。

楽曲が変わっても考え方は応用できます。

 

ベートーヴェン「ピアノソナタ第1番 ヘ短調 作品2-1 第4楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、曲頭)

最初に出てくるカギマークで示した右手で奏される和音

に注目してください。

 

◉ 短い音価
◉ 弱奏
◉ 和音にメロディが含まれる

という3点がそろっていると

どうしても

音が欠けたり、

メロディ以外の音がほとんど聴こえなかったり、

というふうになってしまいがち。

 

はじめのうちは

やや大きめの音量を出しても構わないので

ハーモニーを確実に耳へ入れるようにしてください。

自分に聴こえない音は

基本的に聴衆にも聴こえていません。

 

もちろん、上記の3点がそろっていない場合でも

和音演奏では

その響きをきちんとつくってあげることが大切です。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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