自身がやるべきことを見失わないこと。
ネットなどに出ている、
「ラ・カンパネラ1日やったら余裕で弾けました」
「かつて小3でショパンエチュード全部終わらせました」
「かつて小3でショパンエチュード全部終わらせました」
みたいなポジション取り、
すべて無視してOK。
「しかしそれがきっかけでやる気になればいい」
というのは
モチベーションの持って行く方向が違います。
いちばん心配しているのは、
それで焦ってしまい
自分がやるべきことを見失ってしまうこと。
焦った結果、
あまりにも自らの実力から離れた楽曲に
ムリやり挑戦し
それがきっかけで基礎が崩れてしまった友人を
今まで何人も見てきました。
実はこれは、
音大生などのある程度弾けるようになっている学習者にも
よく見られる傾向なのです。
すでに力があれば挑戦してもいいですし、
基礎を頑張って学んでいる段階でも
どうしても挑戦したい楽曲に
ゆっくり挑戦するのは反対しません。
一方それを、
上記のような理由で
焦って取り組むことにはマイナスが多いのです。
資格試験なども同様。
頭のいい方が、
「◯◯検定◯級楽勝」
「数時間で受かる」
「数時間で受かる」
などと発信して
多くの方が何ヶ月も頑張っている横で
視聴回数を稼いでいます。
発信者にとっては
事実なのかもしれませんが、
それらに影響されたり落ち込んだりしてはいけません。
「すごいな〜」
などと、
純粋に感心や尊敬をするのではなく
これらをみた方が
落ち込んでしまわないか心配なのです。
ピアノの件も含め、
こういった発信は「一種のショー」ですので
気にせずに
自身の今やるべきことを
ていねいに続けていきましょう。
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