【ピアノ】音価によるテンポ変化を見分けよう

スポンサーリンク
本記事では、
テンポ自体は変わっていなくても
テンポが変わったように聴こえる記譜について
話題にしています。

 

具体例を挙げます。

楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。

ショパン「ノクターン第20番 嬰ハ短調 レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ(遺作)」

譜例(PD作品、Finaleで作成、15小節目

この箇所では、

「8分音符による3連符」→「16分音符」→「16分音符による3連符」

といったように、

テンポ自体は変わっていなくても

音価の変化によってaccel.しているように聴こえます。

このような表現を見つけ出すことが重要です。

例えば、

「音価でaccel.しているから、次の小節に入るときには変な ”間(ま)” を空けない方が音楽的だな」

などと、音楽解釈の参考になるからです。

 

また、

楽曲よっては、

「音価の変化によるaccel.に加えて「実際のaccel.

併せて書かれているケースがあります。

その場合は、

「実際のaccel.」をどのくらい表現するかどうかのさじ加減を決定するためにも

「音価の変化によるaccel.も同時に起こっているんだ」

ということを理解していなければいけません。

(反対に、音価の変化によってrit.している例もありますね。)

 

こういったところも読み取っていくのが

譜読みでチェックするべきポイントです。

 

「譜読み」について学びたい方は

以下の電子書籍を参考にしてください。

◉大人のための欲張りピアノ [譜読みに強くなる14のポイント]

 

◉大人のための欲張りピアノ [ショパン ノクターン第20番(遺作)] 徹底攻略

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/-/e/B08MVMPNMT?ref_=pe_1206512_179741122

Amazonでご購入いただけますが、

「Kindle Unlimited」に登録している方は

kindle電子書籍が「読み放題」になるのでオススメです。

「無料トライアル」の詳細は以下よりご覧ください。

Twitter
(ピアノの効率的な練習法や、楽曲解釈などお役立ち情報を発信中。)
https://twitter.com/notekind_piano

Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

コメント

タイトルとURLをコピーしました