具体例を挙げます。
楽曲が変わっても基本的な考え方は応用できます。
ショパン「エチュード Op.25-7」
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、28-29小節)
ここでの主役は右手のメロディですが
左手の動きも
非常にカンタービレなラインになっています。
こういったところは
ただ伴奏的に通り過ぎるのではなく
ウタにしてあげましょう。
歌いどころは、
譜例において丸印で示したつなぎ目の部分です。
(再掲)
このような、どことなくバルカローレ風のところでは
脇役の動きに
ウタが隠されている場合が多い。
もうひとつ例を挙げましょう。
譜例(PD楽曲、Finaleで作成、152-153小節)
この例も、どことなくバルカローレ風です。
やはり主役は右手のメロディですが
先程と同じく
丸印で示したつなぎ目の部分が歌いどころ。
主役のメロディを邪魔するほど目立たせてはいけませんが、
メロディが動いていないところで
さりげなく脇役のウタを聴かせると
魅力的な「合いの手」のような役割を
もたせることができます。
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