【ピアノ】「subito + テンポ変化」にも意識を

スポンサーリンク
subito表現が
「テンポ変化」に対して要求される場合、
どういったことに注意すればいいのでしょうか。
よく聴かれる改善点も取り上げながら解説します。

 

【本記事の結論】
「subito + ダイナミクス変化」に加えて
「subito + テンポ変化」の意識も持とう

 

subitoが「ダイナミクス変化」に対して要求されるケースは

なじみが深いですよね。

その際の注意点なども

このブログではうるさく言ってきました。

 

一方、

subitoが「テンポ変化」に対して要求されるケースは

意外と意識的になっていない学習者が多い印象です。

 

例えば、

「tempo primo(tempo Ⅰ)」

といきなり書かれている場合、

その箇所からsubitoでテンポプリモにするのが基本です。

(もちろん、subitoなどと書いてくれてはいません。)

 

しかし、

テンポプリモにした結果、

そこまでに弾いているテンポよりも遅くなるときは

直前にrit.を入れてしまったり、

速くなるときは

直前にaccel.してしまったりしがち。

「テンポ変化しないと」

ということに意識を持っていかれすぎて

直前でつられてしまっている例。

おそらく無意識なのでしょう。

subitoでテンポを変えることに慣れる必要があります。

 

解釈のひとつとして

書かれていない rit. や accel. を補うことはあります。

しかし、

「原則、余程の意図がない限り、書いてないところではやらない」

これを基本にしておかないと

逆に書いてあるところの意味が弱まってしまいます。

 

これからは、

「subito + ダイナミクス変化」

に加えて

「subito + テンポ変化」

こちらの意識も持ちましょう。

 

✔︎ あわせて読みたい
テンポ関連」カテゴリー

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV

Twitter
https://twitter.com/notekind_piano

Youtube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」

 

筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、

200万冊以上のあらゆる電子書籍が読み放題になるサービスです。

 

「初回30日間無料トライアル」はこちら / 合わなければすぐに解約可能!

 

この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

タカノユウヤをフォローする
テンポ関連
スポンサーリンク
タカノユウヤをフォローする
大人のための独学用Webピアノ教室(ブログ版)

コメント

タイトルとURLをコピーしました