【ピアノ】上手く弾けないところを何とかする手順

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上手く弾けないところを何とかするためには
真っ正面からぶつからないでください。
アプローチの手順というものがあります。

 

今取り組んでいる作品の中に

上手く弾けないところがあるとします。

その場合、

ちょっとしたところであれば

単純に練習を重ねるだけで克服できますが、

そのやり方では行き詰まる場合もあるでしょう。

 

上手く弾けないところを何とかするのには手順があります。

「現状把握が先。そのあと、具体的な手を打つ。」

このようにしてください。

 

そうしないと、

極端な例えですが

収支がマイナスになっている理由を特定しないで

ただ節約を始めるのと同じこと。

すぐできることに取り組むだけでなく、

大元の原因を把握しないと

ぜったいにまた同じことが起こります。

 

例えば、

特定のパッセージにつまづくケースで

原因が「運指」にあるとしましょう。

その場合は、

① 運指が原因かもしれないと検討をつける
② 運指のどこが問題なのか突き止める
③ 運指の再検討&決定をする
④ 新たな運指でていねいにさらう

これだけの手順を踏んでいくことになる。

 

このようにすると、

手間はかかりますが

大元の原因にアプローチするわけなので

改善に向かう可能性が上がるでしょう。

 

あるパッセージが速く弾けない場合も

◉ 運指が原因なのか
◉ 指の動きが大きすぎるのが原因なのか
◉ 音楽的な理解が浅いのが原因なのか
◉ 覚えにくい音型ゆえ混乱してしまうのが原因なのか
◉ 特定の一部分で転んでいるのが原因なのか

など、

大元の原因を探し出すことが先決。

「それができない」ではなく、

できるようになろうと挑戦してください。

 

とにかく、

上手く弾けないところを何とかするためには

真っ正面からぶつからないで

現状把握をすることが最優先です。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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