【ピアノ】リズム練習には無い、ゆっくり練習の利点

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基本的に、
楽曲とテクニックを切り離して練習することは
最小限にすべき。
詳しくは、本記事をご覧下さい。

 

「リズム練習」や「ゆっくり練習(拡大練習)」は

練習方法の中でもよく知られていますが、

それらの特徴の違いを理解しておきましょう。

 

これまでの経験上、

どちらかというと

「ゆっくり練習」のほうが

あらゆる意味で効果のある練習だと感じています。

なぜかというと

「仕上がりをイメージしたまま練習していく」

という観点で長けているからです。

 

基本的に、

楽曲とテクニックを切り離して練習することは最小限にすべき。

リズム練習の場合は

そういった観点に難があり、

仕上がりに必要な「表情」や「ダイナミクス」をはじめ

あらゆる音楽的な要素は

原則、切り離されてしまいます。

「それらは別途やり直しが必要になる」

ということ。

 

ゆっくり練習の場合は、

あくまで「拡大練習」なので

テンポはゆっくりでも

仕上がりを踏まえてさらっていくことができます。

だからこそ、

気を抜いてはいけないのですけれども。

ただ単にテンポだけを落として思考停止になってしまうのは

避けなければいけません。

 

「 “意識を働かせた” ゆっくり練習」をすれば、

そこから段々とテンポを上げていった結果、

仕上がりのテンポへとたどり着く頃に

表現も手に入っています。

 

ゆっくり練習だけで上手く弾けないパッセージに関しては、

リズム練習でなく

「そのままのリズムで、短く区切って速く弾く練習」

を取り入れてみるのはいかがでしょうか。

これでしたら、

仕上がりのイメージのままでおこなうことができます。

 

仮にリズム練習をする場合は、

以下の記事を参考に

注意深くおこないましょう。

 

✔︎ あわせて読みたい
リズム練習は危険が伴う

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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