以前に
という記事で
複数人で分担して「楽曲分析(アナリーゼ)」
することの利点を解説しました。
今回は楽曲分析というよりも、
作曲やピアノに関する音楽書籍を理解するために有効な学習方法について。
やり方は似ています。
数人で回し読みしてください。
もちろん、相手がその書籍を持っていれば
いっせーのせで読み始めて構いませんし
そのほうがより理想的です。
例えば、
「今週は、クリストフォリの時代のピアノと現代のピアノの構造の差を理解しよう」
などと複数人で同じテーマを決めて同じ書籍を読み始めます。
分担してもいいのですが、
テーマによってそれほど量がなければ
みんなで同じところを読んで
あとでゼミ的に意見を出し合います。
同じ書籍を読んでも
それぞれが理解できたところや疑問に思ったところには
差があるはずですので、
それらの共有、解決へ向け
顔を突き合わせて騒いでいきます。
疑問に思わなかったところでも
他者の疑問をきいていると
自分の考えの甘さを認識したり、
疑問に思ったところは他者の意見で解決できたり、
みんなで分かりかけていたことは
ディスカッションによって
さらに理解が深まったり。
とにかく、利点が多くある学習方法。
やり方に注意点があります。
「今回は何を理解するために、この書籍を読むのか」
という方針を
必ずみんなで共有してから読みはじめてください。
また、
なるべく頭のきれる知人とおこなってください。
複数人でやれば
それだけの人数の視点から同じ議題にぶつかれますが、
とうぜん、予定調整の意味でも実施のハードルは上がります。
2人からマックス10人くらいまででやるのが
いいでしょう。
ひとつの大机をみんなで囲んで
ディスカッションするイメージです。
Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV
Twitter
https://twitter.com/notekind_piano
YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg
筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、
数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。
コメント