【ピアノ】「ドライなトリル」「ウェットなトリル」を使い分けよう

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同じトリルであっても、
奏法によってニュアンスを変えることができます。
そのやり方について、入り口を解説します。
【ピアノ】トリルにもレガートとノンレガートがある
という記事の内容を補足しました。

 

トリルの「入れる方向」や「入れる速さ」などといったニュアンスは

比較的多くの方が意識していることでしょう。

 

そこに加えて、

「ドライなトリル」

「ウェットなトリル」

の使い分けも取り入れてみましょう。

表現の幅がグンと広がります。

 

ドライなトリル

 

一音一音がレガートすぎずにパラパラと聴こえてくるトリル。

 

テクニック的には、

◉ 指を立てぎみにして打鍵する
◉ 指の動きを大きめに使い打鍵する
◉ 鍵盤の底までは下げないように打鍵する

この3つがポイントです。

 

バロック作品や、

ラヴェルなどのバロック・タッチが似合う作品で

取り入れてみるといいでしょう。

 

ウェットなトリル

 

一音一音がレガートにベタッと聴こえてくるトリル。

 

テクニック的には、

◉ 指を寝せぎみにして打鍵する
◉ 指をあまり上げずに、吸着するように打鍵する
◉ 鍵盤の底まで打鍵し、鍵盤を完全に上まで上げないでトリルする

この3つがポイントです。

 

やっていることが、

「ドライなトリル」の時とは

どれも正反対になっていることに気がつくと思います。

ロマン派の作品などで取り入れてみるといいでしょう。

 


 

実際の作品になると、

「ドライなトリル」

「ウェットなトリル」

それぞれの中間のニュアンスを狙いたくなるような場面も

出てくると思います。

そのためには、

まず、この両極端を身につけておくことが重要です。

そうすることで

中間のニュアンスを狙うこともできるようになります。

 

いちばん良くないのは、

「このトリルはどういったニュアンスで弾くのがベストだろうか?」

という視点をもたずに、

何となくトリルしてしまうことです。

それでは、

いつまで経っても、何曲学んでも、

ある一定のレベルを超えることはできません。

 


 

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