シューベルトのピアノソナタには
とても味のある深い作品が多いのですが、
実際に弾いている方は意外と少ないように感じます。
「弾くどころか、まず曲を知るところから」
という方もゼロではないはず。
そこで、作曲の観点からみても完成度の高い、
聴いておくべきソナタを3作品紹介します。
それは、
「最晩年のピアノソナタ3部作」と言われる、
第19番、第20番、第21番です。
「最晩年の作品だからハードルが高そう」
などと思わなくて大丈夫。
第19番は全体的にとても聴きやすく、
第4楽章のタランテラにいたっては
非常に情熱的で
きっと気にいるはず。
傑作、第21番はもちろん必修です。
どうして、シューベルトのピアノソナタから
距離をとっている方が多いのかについて
考えてみたのですが、
おそらく、次の3点が理由でしょう。
◉ ひたすら長い作品が多い
◉ 内容は深くも、表面的な派手さはない
正直、第19番、第20番、第21番のソナタも
これらに一部当てはまります。
しかし、
という記事を参考にすれば
聴き通せると思いますので、
まずは親しんで曲を好きになっていただけたらと思います。
この「最晩年のピアノソナタ3部作」は
それぞれ異なったキャラクターをもっているので
余裕があれば全曲を学ぶのがベストですが、
それだとハードルが高いと感じてしまう方も
いるかもしれません。
その場合は、
「第19番 → 第21番 → 第20番」
の順番で少しづつ聴いていきましょう。
まずはこの3曲。
そしてシューベルトの世界に興味をもったら、
別のソナタにも手を伸ばせば
さらに深みへと入っていけます。
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