【ピアノ】「演奏するうえでの基礎」と「楽曲を構成している基礎」

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本記事では、
基礎」という言葉をめぐって
あらゆる話題を出しました。
どの視点もいい加減にはできず
それぞれへのアプローチがあってこそ
ようやく少しづつ音楽が良くなってきます。

 

基礎には大きく以下の3つがあると言えるでしょう。

1. 基本的な演奏(や作曲)する力
2. 学習方法やノウハウなどの実用的な知識
3. 様式や音楽全般の知識

 

1. 基本的な演奏(や作曲)する力

をさらに分類すると、

一般的には、以下の2つが大枠となります。

◉ 座り方、呼吸などの身体の使い方
◉ 思ったことを音にするための指先の正確なコントロール

 

また、

2. 学習方法やノウハウなどの実用的な知識

3. 様式や音楽全般の知識

これらがもとになって

◉ 適切に譜読みをして音楽を解釈する力

が生まれます。

2や3が欠けていると

いわゆる「弾いているだけ」の状態になるということ。

 

結局、どれも大切な要素と言えるでしょう。

 

そして、

話題は変わりますが

「基礎」という言葉に関連して

もうひとつ確認しておきたいことがあります。

「音楽を構成する各要素は、それ自体が基礎である」

ということ。

 

【ピアノ】メロディにまとわりついている細かい音のさばき方

という記事などで

「あるパッセージを音楽的に弾けるようにするため、それらの要素を分解して練習すること」

について書きました。

これらの分解された各要素こそが基礎。

 

ひとつの基礎が出来上がると

その上に次のものを建設していくことができます。

ですので、

難しい建築物(=パッセージなど)を

音楽的に組み上げたいのであれば

基礎の単位まで分解して

それらを組んでいかないといけません。

 

「基礎」という言葉をめぐって

あらゆる話題を出しましたが、

どの視点もいい加減にはできず

それぞれへのアプローチがあってこそ

ようやく少しづつ演奏が良くなってきます。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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