【ピアノ】両手での急速ユニゾンスケールの攻略法

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本記事では、
「両手での急速ユニゾンスケール」
の攻略法をお伝えしています。
ある程度高度な楽曲になってくると
非常に多く登場する要素ですので
ぜひチェックしてみてください。

 

ショパン「バラード第1番ト短調 作品23」の最後に出てくるような

「両手での急速ユニゾンスケール」は

上手く弾けなくて悩んでいる方もいらっしゃるはずです。

テンポをあげようとすると

左手が遅れてバラバラになってしまったり…。

または、

「弾けている」と思っていただけで、

実はダンパーペダルで誤魔化されていただけだったり…。

 

もちろん「ゆっくり練習(拡大練習)」も大事ですが、

さらに効果的な練習方法があります。

 「1オクターブずつ区切って、速く力強く弾けるように練習する」

というやり方。

 

1オクターブずつピカピカにしたものをつなぎ合わせて、

最終的に全体が流れるように調整します。

この練習方法を取り入れることで

各オクターブの中でつまづいているところを洗い出せます。

また、

短い単位で弾くことで

どういった技術が不足して弾けていないのかも

明確にわかります。

 

この方法による練習のポイントは、

「区切る場合でも、必ず実際の指遣いを使って練習する」

ということ。

 

さらに、

「左手のみ」「右手のみ」「両手」

の3パターンで練習します。

 

「ゆっくり練習(拡大練習)」は非常に有効な練習方法ですが、

テンポを上げて練習しなければ

とうぜん速く弾けるようにはなりません。

一方、

楽譜通りにテンポを上げたら

崩れてしまうから悩んでいるのですよね。

 

解決策は簡単。

区切って練習してください。

「短い単位でできるようにしたことをつなぎ合わせる」

これは、

その他のパッセージの時にも

応用できる可能性のあるやり方です。

 


 

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この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)に心惹かれ、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

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