【ピアノ】メロディにふと出てくる色気を読み取る

スポンサーリンク
メロディにふと音階外の半音が出てくるところというのは
どことなく色気を含んでいます。
細かなことですが、
それを読み取りましょう。

 

例えば、以下のような例。

 

モーツァルト「ピアノソナタ 変ロ長調 K.570 第1楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、12-16小節)

カギマークで示したところを見てください。

ここでは臨時記号がつくことで

B-durの音階にはない音(Cis音)が出てきています。

ふと色気が出るのを感じ取りましょう。

 

どうすれば、その色を出せるのかというと

平たく言うと、

大きく弾かないことです。

 

もういくつかの例を見てみましょう。

 

同曲の67-70小節。

カギマークで示したところに注目してください。

 

さらにもう一例。

 

モーツァルト「ピアノソナタ 変ロ長調 K.570 第3楽章」

譜例(PD楽曲、Finaleで作成、70-72小節)

いずれにしても

このような半音でのアプローチは

柔らかく演奏することで

演奏面でも色を出すことができます。

 


 

Amazon著者ページ
https://www.amazon.co.jp/~/e/B0CCSDF4GV

X(Twitter)
https://twitter.com/notekind_piano

YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCBeXKaDXKd3_oIdvlUi9Czg

 


 

無料トライアルで読み放題「Kindle Unlimited」

 

筆者が執筆しているピアノ関連書籍に加え、

数多くの電子書籍が読み放題になるサービスです。

 

Kindle Unlimited 読み放題 無料トライアル

 

この記事を書いた人
タカノユウヤ

ピアノ音楽(ピアノソロ、ピアノが編成に入った室内楽 など)の魅力にとりつかれて、早何十年。
ピアノ音楽の作曲・編曲が専門。
物書きとしては楽譜だけでなく文章も書いており、
音楽雑誌やサイトなどでピアノ関連の文筆を手がけています。
Webメディア「大人のための独学用Webピアノ教室」の運営もしています。
受賞歴として、第88回日本音楽コンクール 作曲部門 入賞 他。

タカノユウヤをフォローする
譜読み
スポンサーリンク
タカノユウヤをフォローする
大人のための独学用Webピアノ教室(ブログ版)

コメント

タイトルとURLをコピーしました